WIZARDRY

 このゲームは、入手がかなり難しいのが現実。僕が入手したのは97年10月22日。秋葉原のソフマップで箱、説明書なしのバルク品を、3000円の2割引に消費税、2520円で購入。満足。

 えっと、文章中、ちょっとレベルが変なのですが、最終レベルだけはあってます。

キャラクターメイキング

 ソフトの入手以前から攻略本だけ手に入れてある。アイテムリストだけは入手しておきたいからだ。まあ、挫折してマップを見るだろう、というのもあるけれど。

 所有している攻略本は以下の2冊。

 後者の方が入手は格段に厳しいが出来はいい。アイテムの特殊な効果(たとえば、龍族に2倍ダメージ、など)がのっていること。イラストが充実していること。1フロアのマップが1ページに収まっていること。(双葉社の攻略本では、マップが見開きにまたがって乗っている)

 さて、とりあえず種族と職業限定のアイテムがあることから、人間の君主は決定。同様にドワーフの戦士。エルフの魔術師(ヒットポイントを考えるとやめても良かったか)。あとは全種族を使おう、と思ったのと、キャラクター設定を「あのアニメ」にしてしまったのでこうなった。

 本当は中立の忍者にしたかったけど、盗賊の短刀が出るまで待つのが面倒なのと、「くない」を装備したいのがあって断念。って、RPGのキャラクター設定を考えてキャラクター作るって、すっごい久しぶり。そのために人間の侍を作ることになって、転職が1つ多くなってしまった。

1階

 まず南に行けることに驚く。スタートが(0,0)じゃない。あいかわらず攻撃が当たらない。ハリトが実に有効に効く。デュマピックを覚えたのがレベル3。ここから1階のマッピングを始める。案の定埋まらない。レベル6まで粘って下に。僧侶とシーフのどちらを前衛にするか、入れ替えつつ進行。「りょうじ」は侍に。

2階

 ピットがもう登場。全く考えていなかったのであせる。どくけしときつけぐすりは必需品。必ず持っていく。1階に行ってマーフィー君に会う。相変わらず経験値は741。

3階

 シャッターの嵐。これはいやだ。一方通行と違ってはっきり教えてくれるし、敵とのエンカウントもないのだが、心理的圧迫感は強い。いまごろになってエレベーターが使えるようになる。「しらべる」ことに気づかずかなり時間を消費していたわけだ。

4階

 4階初のイベントモンスター。しゃれにならないほど強い。死人を出してまで勝つべきでもないだろうと保留したまま。下へ。

5階6階7階

 トリプルフロアへ。敵は強いわ出口は見つからないわたいへん。ここで挫折して攻略本のマップを見てしまう。マロールに頼りつつマップをちまちま埋めていく。エレベータが使えるようになる前にその次のキーアイテムが手に入ってしまった。レベル15でようやくティルトウェイトを覚えたので4階のイベントモンスターを倒す。結構あっけなく勝ててしまう。ティルトウェイトが効くし、戦闘系キャラの攻撃力も強くなってるし。

8階

 ウィザードリィ1の3階のようなフロア。面倒なので攻略本を見てしまう。あれ、ほんとに同じだ。シナリオ上の位置的には。

9階

 1度10階にいったらグレーターデーモンがいたので、とっとと退散して、しばらく9階で我慢してレベルアップ。でも面倒になって魔法使いのレベルが14になった時点で10階へ。

ここまで三日でついた。

10階

 思っていたよりリセットの必要もなくマッピングしていくとハルギスさま登場。ところが。先制攻撃。2ターン目に3列目になったハルギス。どんな攻撃が来るかと思っていたら、

「しんじはティルトウェイトをとなえた

 ハルギスは109のダメージ

 ハルギスはしんだ!」

 とまあ、あっさりいなくなってしまいました。ファイターですらまだレベル17のパーティーで勝ててしまった。

 あれ? まだ1階の扉が通れない。10階のマップは埋まっているはずなのに。で、攻略本を見てしまう。あれ? マップも埋まってる。テキストも読んでしまう。ああ、シークレットドアか。と、身もふたもない進行で無事11階への階段を発見。相変わらず泉は怖いが、何とスペルパワー回復。

11階

 キーアイテムを持っていくとアイテム欄の空きが不十分なので、マロールでいきなり10階に行く階段へ。レベル7呪文のストックが4しかないのに。そのためティルトウェイトが2つしかうてないのであまり潜っていられない。と思ったら、この階はイベントモンスターがいっぱい。リセットを繰り返しつつ無理矢理倒す。死人が出ても勝てばいい、とする。亀は楽勝だったが、鳥と龍はラバディ勝負が。いちばんきつかったのは「おともが一匹しかいなくて」「先制攻撃」でやっと倒せた虎。

 そのあとのイベントもちょっと解くのに時間がかかった。まずヒントがある場所が最悪。はっきり書いてしまえば1階のダンジョン入って1歩目の壁。次に画面の絵をよく見ていなかったのでヒントを読んでもなかなかぴんとこなかった。次につい「同じ物を」対応させようとして失敗。とか何とかやっているうちに成功。でできたボスが強い強い。結局ラバディ勝負で決着。そのまま黄泉に行くことになる。

黄泉

 通常モンスターが強いのでとりあえず10階のマップを埋める。結局レベルは1しか変わらないが面倒なので無理矢理つっこむ。しかしイベントモンスターが強い。通常モンスターとの戦闘でも「帰れるところなら死人が出てもよし」ということで死人をいっぱい出しつつ戦う。攻略本でボスモンスターのステータスを見てしまう。

 結果として「デス」と「ディスペラント」はジルワン、モガトで倒せることもあることが判明。で、ジルワンで初めて倒す。4人死んだので即城に。

 次に「ディスペラント」を倒す。すると、

「おっと! テレポーター」

 さて、知らないところに飛ばされてしまいました。仕方がないので歩いてみます。5歩目の扉をキックしてみると、どうやら本当のラスト風。とんでもないたどり着き方をしてしまいました。まだ「トライアス」を倒せるとはとても思えないし、見ていないボスモンスターも3種類もいる。さて、とりあえず会ってしまったからには戦うしかありません。が。 ボス以前にお供の「ディスペラント」のブレスで4人死ぬ。とりあえずリセット。

 どうすっかなあと思っても、帰る手段もはっきりしない。それに、せっかくのチャンスです。無理矢理倒しに行くことを決意。そう、あの呪文、「マハマン」です。最初は「けんこうとかいふく」しか考えていなかったのですが、「じゅもんからのほご」 にブレスを防ぐ効果があると知って勝ち目があることを確信。デーモンたちのバコルツが意外にじゃまになるので先に倒す。「ディスペラント」は「モガト」。あとはひたすら「ディルト」と打撃。という方針ができてから5戦目。トータルで10戦目。ようやく勝てました。死者も魔術師一人と少なかったです。

 犠牲は馬鹿にならず、マハマン2回分と侍の2レベルのドレインでした。取得経験値211904が5人分と比べるとほとんどちゃらでした。しかし、結果としてずいぶん低いレベルのパーティーでクリアしたもんです。終わったのが10月26日、購入して5日でコンプリートですね。

忍者16、戦士19、侍17(→15)、ロード16、魔術師18(→16)、ビショップ17

 とまあ、全員20以下ですからね。さて、他のボス倒すためにレベルあげるぞ。いいアイテムほしさにリセットを繰り返しつつ黄泉で粘ります。本当は11階で戦った方が効率がいいとは思うのですが。


え。さて。レベルが充分にあがって。魔法使いがいらなくなったので「しんじ」を侍にクラスチェンジ。

最後まで残ったのが「くんしゅのよろい」と「くない」。2月の終わりに君主の鎧が見つかって、3月4日、東西線の中で「くない」みつかりました。結局この武器が見つかった頃には、ほしくもなんともないアイテムになってしまったなあ。あ、くれた相手はボスではなく、通常敵の「リッチ」と「サイデル」と「バンパイヤ」のご一行でした。

結局ヒットポイントが3桁のままで終わりました。経験値が2000万程度。

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